稚魚のいない冬の水槽
今朝は冷たい雨でした。庭の池をのぞいたら、水面にうすく雨の輪が広がっていて、金魚は底のほうでじっとしています。この季節は、ほとんど動きませんね。
今年の夏に生まれた稚魚は、睡蓮鉢のひとつに五十匹ほど残しています。春の産卵で数えきれないほど生まれたのですが、全部は育てられないので、大きさをそろえながら、少しずつ親の池に移したり、ご近所に分けたりしました。今は体長三センチくらい。まだ色がはっきり出ていない子が多くて、茶色っぽい、いわゆる「フナ色」です。それが年を越すころから、ぽつぽつ赤くなってきます。毎年のことなのに、その瞬間はつい見入ってしまいます。
この時期の世話は、拍子抜けするほど簡単です。餌は、水温が下がってからは、ほとんどやりません。やっても二日に一度、ひとつまみ。冬に食べさせすぎると、消化できずに弱りますから。水換えもしないで、ただ見るだけ。氷が張った朝は、鉢の端にお湯を入れたペットボトルを浮かせて、氷に穴を開けておきます。ちょっと理屈っぽいですが、水面が少しでも開いていれば、ガスが抜けるので。
長女のところに初孫が生まれて、わたしも少し、世話の仕方を変えたくなる気持ちが分かってきました。赤ちゃんは毎日大きくなるのに、稚魚は冬のあいだ、待つのが仕事です。どちらも、手をかけすぎないほうがいいのかな、なんて。(笑)
さて、年末の雨で道がぬかるんでいるので、午後は納屋の片づけだけにしておきます。
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