さしがねの目盛りを見直した
さしがね(曲尺)の目盛りが、少しずれていないか確かめてみた。仕事で毎日使う道具だけど、落としたり、角をぶつけたりしているから、案外あてにならないことがある。
やり方は簡単だ。まっすぐな板の端に、さしがねの長い側を当てて線を引く。さしがねを裏返して、同じ線に当て直す。線がぴったり重なれば、直角は狂っていない。今日は、ほんの髪の毛一本ぶん、ずれていた。現場の墨付けなら、これで1ミリ近く違ってくる。
直し方は、ヤスリで角の内側を少しずつ削って合わせる。削りすぎると取り返しがつかないので、ひと削りしては確かめ、ひと削りしては確かめる。細かい作業は嫌いじゃない。30分ほどで、線がぴたっと重なった。
外は霧雨で、じめっとした夜だ。望遠鏡を出せる空ではないので、今夜は道具の手入れだけにした。買ったばかりの望遠鏡も、この前の夜、ネジがゆるんでいたから、あとで増し締めしておこう。道具は、見てやった分だけ、きちんと返してくれる。
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