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市民ブログ » ペダルと白球、ときどき湯けむり

くみ

九回裏、ラジオの前の父を思い出す

2024-07-30 · カテゴリ: 日常

今日は早番で出勤しました。最高気温は35℃まで上がり、帳場の冷房が頼もしく感じられた一日です。

仕事が終わって家に帰り、テレビをつけると、ひいきの球団の試合をやっていました。ちょうど七回の攻防で、点差は1点。台所で味噌汁を温めながら、画面を横目で見ていました。

父は、ラジオで中継を聞く人でした。茶の間の棚に古いラジオを置き、ナイターの時間になると、必ずつけていました。点が入ると「よし」と短く言うだけで、あとは黙って聞いている。子どものころの私は、それがおもしろくて、横に座って一緒に聞いていました。高校でマネージャーをしたのも、元をたどれば、あの茶の間からです。

結局、今日の試合は、九回裏にサヨナラで負けました。あと一つのアウトが、遠かったです。三振の数、残した走者の数と、つい数字を並べて悔しがってしまうのは、父ゆずりでしょうか。

甥は、来年から高校の野球部です。内野手として、あの子がいつか九回裏の場面に立つ日が来るのかと、気の早いことを考えながら、テレビを消しました。猫のごまは、とうに寝ていました。

野球父

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