美術部の帰り道
今日は朝から空気が冷たくて、昼すぎに小雪がちらつきました。積もるほどではなく、帰るころには止んでいました。
美術部の帰りに、同じ部の友だちと並んで歩きました。その子とは小学校がちがって、入学したときはほとんど話せませんでした。きっかけは、部室で私がプラモデルの説明書を広げていたことです。「それ、何を作ってるの?」と聞かれて、ついつい細かいところまで話しこんでしまいました。
途中で、しゃべりすぎたかなと気になりました。でも友だちは「塗るときの順番まで考えるんだね」と、笑って聞いてくれました。その子は鉛筆のデッサンが好きで、影のつけ方の話をしてくれました。模型の影の入れ方と少し似ていて、二人で「そうそう」と言い合いました。
帰ってから、祖父に今日の話をしました。「好きなものがあると、話せる人が増えるな」と言われました。そうなのかもしれません。来週は、作りかけの模型を部室に持っていって、見せることにしました。
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