長男が、月を指さして言ったこと
夕方、保育園のお迎えの帰りに、長男が急に立ち止まりました。東の空の低いところに、まるい月が出ていました。
「お母さん、月ってさ、ついてくるよね」
理由を説明しようかと思って、やめました。遠くのものは、歩いてもほとんど角度が変わらない。それだけの話です。でも五歳の彼にとっては、月が自分を選んで追ってきている、ということのほうが大事なようでした。次女は手をつないだまま「わたしにも、ついてくる」と、少し不満そうに言います。ふたりで、左右から同じ月を見上げていました。
帰り道の途中にある北園公園の木立の上で、月は少しだけ高くなっていました。今日は一日じゅう晴れて、夜は冷えそうです。最低気温は四度台まで下がるらしいので、観測用のダウンを、ベランダの近くに出しておきました。
夕飯のあと、長男はもう一度ベランダに出て、「さっきより遠くなった」と言いました。なるほど、と思いました。遠くなったのではなく、高くなっただけなのですが、そう見える感じは、よくわかります。
月へ向く 小さな指が ふたつ並び 同じ光を 別々に持つ
今夜は満月です。ハロウィンの夜に満月は珍しいので、あとで子どもたちと、もう一度だけ空を見るつもりです。しんとした夜の端っこに、月の光が置いてあります。
コメント
かぼちゃ
左右から同じ月を見上げる光景、すてきですね。夜は冷えるので、お体もあたたかくして。
左右から同じ月を見上げる光景、すてきですね。夜は冷えるので、お体もあたたかくして。
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ハロウィンの満月、確かに珍しいですね。月がついてくるのは、遠いからこそなんですよね。