長男が、妹の足をそっとなでていました
雨の日曜日でした。外には出られないので、一日中、家の中にいました。
次女が生まれて三か月ちょっと。長男は二歳になって、保育園では「おにいさん組」と呼ばれているようです。家では、ときどき赤ちゃん返りのような顔をします。それでも、今日は少し違いました。
次女がバウンサーで機嫌を崩しかけたとき、長男がとことこ寄っていって、小さな足をそっとなでました。それから「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と、わたしの口癖をそのまま真似て。次女は不思議そうに長男の顔を見て、泣くのをやめました。なるほど、という感じです。
夕方、おむつを替えるとき、長男が新しいおむつを一枚持ってきてくれました。表裏が逆でしたが、よしとします。礼を言うと、胸を張って、しばらく妹のそばを離れませんでした。
教えたわけでもないのに、見ているものなのですね。雨音のなか、小さな手が小さな足を包んでいるのを、ふと眺めていました。
雨の午後 兄の手のひら 妹の 足の裏までしんと届いて
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