時短で戻って五か月、四時のチャイム
復職して、もうすぐ半年になります。時短は九時から十六時で、朝は長男を保育園に預けてから、そのまま会社へ向かいます。今は現場に出るよりも、事務所での工事事務が中心です。
四時のチャイムが鳴ると、机の上を片づけて席を立ちます。書類がやりかけのまま残る日もあって、まだ途中なのに、と思いながら帰り支度をするのですが、保育園のお迎えは待ってくれません。
同僚はみんな残って仕事をしているので、「お先に失礼します」と言う声は、どうしても少し小さくなります。先日は現場の職人さんに「お母さん、もう帰るの」と言われました。責める声ではなかったので、笑って「はい」と答えて、そのまま事務所を出ました。
帰り道には北園公園の木立の前を通ります。まだ芽は固いけれど、枝の先がうっすらと赤くなっていて、ふと見上げると、夕方の空に白い月が先に出ていました。
夕方の道 月が先に出て待っている 急ぐわたしの 歩幅にあわせて
時間が短い分、段取りは前の日のうちに決めておくことにしました。これだけで朝の気持ちがだいぶ楽になります。とりあえず、よしとします。
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