十二月の窓辺で、三か月分の寝不足
長男が生まれて、三か月と少しが過ぎました。九月十四日の朝のことを、ときどき思い出しています。
陣痛が来てから生まれるまでは長くて、夫は廊下でずっと手を握ってくれていて、その手が汗で濡れていたのを、いまでも覚えています。生まれた子の泣き声を聞いて、まず思ったのは、小さい、でした。次に、重い。体重のことではなく、ほかの何かの重さです。なるほど、と思いましたが、何がなるほどなのかは、いまもうまく言えません。
十九歳で母になりました。隠すことでもないので書いておきますが、わたしの毎日は、思っていたよりずっと静かです。授乳して、おむつを替えて、ふと窓を見ると、もう外が暗くなっている日が多いです。腰は出産のあとから弱くなって、目の下のくまとも、当分は友だちでいることになりそうです。
今日は祝日で、朝から霧雨だったので外には出ず、夫が長男を抱いて窓のそばをゆらゆら歩いている間に、わたしは三十分だけ眠りました。それだけで、よしとします。
夜の観測はしばらくお休みで、空の代わりに、腕の中の寝息を聞いています。
空を見ぬ 夜が続いて 腕の中 小さな星が 重さを増やす
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