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きづち

見積書の「一式」が、書けなくなってきた

2016-02-20 · カテゴリ: 日常

独立して、もう10年以上になります。いちばん時間をとられているのは、意外にも、鉋や鑿ではなく、見積書です。

工務店にいたころは、現場監督が数字をつくってくれていました。いまは、自分で拾い出しをします。たとえば、個人のお宅の洗面所の床の張り替え。根太(床板を支える細い角材)の材料、合板、床材、釘、廃材の処分、それに手間の日数。ひとつずつ書き出すと、20行ほどになります。「工事一式」と1行で書けば早いのですが、それだとお客さんが何にお金がかかるのか、見えません。あとで「こんなに?」となるより、細かく書いておく方が、結局は揉めないと考えています。

先週は、見積もりの手間の日数を、3日と見ていたのに、床下を開けたら土台が傷んでいて、5日かかりました。差額は、先にお客さんに説明して、追加の見積書を出しました。きちんと説明すれば、わかってもらえるものです。ただ、私の見込みが甘かったことは、記録に残しておきます。床下は、開けてみるまでわかりません。

夜は、夕食のあとに、妻と請求書を見ます。妻は、数字の合わない行を見つけるのが早いです。今日も、消費税の計算で、私が1か所、桁を取り違えていたのを指摘されました。雨の土曜で外に出られなかったので、午後は作業小屋にこもって、書類の整理をしました。道具の手入れより、紙の整理の方が、腰にはやさしいようです。

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