八幡さままで、今日は行けなかった
実家の犬(もち)は、今年の二月で十五歳になりました。人でいうと、八十歳くらいだそうです。ちょっと調べてみたら、そのくらいでした。祖父より、少し年上かもしれません(笑)。
今日は土曜日で、午後に実家へ行って、もちの散歩に付き合いました。いつもは近所の八幡さまで折り返すのですが、今日は鳥居の手前で立ち止まって、そのまま家のほうを向いてしまいました。小雪がちらついて、風も強かったので、寒かったのかなと思います。無理には引かずに、引き返しました。
昔は、ぼくのほうが引っぱられて、走って追いかけていたんですよね。耳も少し遠くなったようで、後ろから呼んでも振り向かないことが増えました。でも、玄関で足を拭いてもらうときの顔は、前と変わらないです。年を取るというのは、できることが減るだけではなくて、ゆっくりになることなんだなあ、と思いました。
母は「今日は短くていいのよ」と笑っていました。ぼくもその通りかなと思います。次は暖かい日に、八幡さままで行きたいです。
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