雨の日曜、夜勤明けでもないのにおはぎ
彼岸の中日はきのうだったけど、今日になって母がおはぎを作った。小雨がずっと降っていて、どこにも出ない日曜だった。台所から小豆を炊くにおいがして、だんだん家じゅうに広がった。
あんこの甘さは、母の味つけだけん、わたしには少し控えめでちょうどいい。ひとつ目はこしあん、ふたつ目はきな粉。父は杖をついて台所まで来て、黙って一個つまんで、また居間に戻っていった。右手でもつまめるようになったのは、まあね、去年の今ごろからするとだいぶ違う。
おはぎとお茶を持って、2階の部屋で切手帳を広げた。老眼鏡をかけないと初日印の字が読めなくて、かけたりはずしたりしている。猫のちびが膝に乗ってきて、おはぎの皿をじっと見ていた。あげないけどね。
外来は相変わらず忙しくて、このところ帰ってからは何も食べずに寝る日が多かった。だから今日みたいに、ちゃんと座って甘いものを食べられてほっとした。明日からまた電話相談が続くけど、とりあえず余ったおはぎは冷凍しておいた。(笑)
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