雨の日の、ぬか漬け
朝から雨で、最高気温は24℃まで上がったが、最低は15℃あった。3月にしては、生ぬるい。
漁は風も雨も強いので見送りになり、朝5時に起きて台所に降りると、母がぬか床をかき混ぜていた。パートを辞めてから、母の朝はぬか床から始まるようになった。
今日は大根の端とにんじん、前の晩に残った小さなかぶが入っていて、漬けて10時間のものを取り出して食べてみた。酸味が立っている。理由は、たぶんこの暖かさだ。ぬか床は気温で性格が変わる。つまり、発酵は人の都合を聞かない。
パンの酵母も同じで、先週の寒い日は生地が30分たっても動かなかったが、今日の気温なら半分の時間で足りるはずだ。こういう違いは書いておくと、あとで役に立つ。
朝ごはんは、ぬか漬けとご飯とみそ汁だった。父は漬物を2切れ多く取り、母は気づいていない顔をしていた。たぶん、気づいている。
日本酒を合わせたくなったが、まだ朝の5時台だったので、夜まで我慢した。雨で漁がなくても体は朝型のままで、まあ、それだけの話だ。
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