二両の電車は、まだ同じ顔でした
連休ではないのですが、シフトの都合で空いた日があって、先週末に実家へ戻っていました。その話を、いまごろ書きます。
最寄りの駅から、海沿いの二両編成の電車に乗りました。高校の三年間、毎日乗っていた電車です。ドアの横の座席も、窓の曇り方も、車内の暖房のにおいも、ほとんど変わっていなくて、やっぱりこの感じがいちばんいいですね。首都圏の電車と比べると、ホームの人がまばらで、発車前の静けさがちょっとだけ長いです。
駅を出てすぐ、線路が海のすぐそばを走る区間があります。灰色の海に、くもり空が低く乗っていて、波の白いところだけが細く見えました。ここでカメラを出すかどうか迷って、結局、窓にレンズをくっつけて何枚か撮りました。反射が入るので、うまくいったのは二枚ほどでした。ワンマン運転になって、運転士さんが降りる駅の案内を小さな声でしていたのも、地元らしくていいなあと思います。ローカル線は、車両の古さや、一駅ごとの停車時間の長さまで、全部ひっくるめて好きなんですよね(語りすぎました)。
降りた駅の前には、潮風公園があります。待ち時間にベンチへ座ると、祖母と昔ここで電車を待ったことを思い出しました。母に迎えを頼んで、車の中で、新しい仕事の話を聞きました。
帰りの電車の中で、またしみじみしました。地元の電車は、変わらないことがうれしいです。
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