図書館の返却棚で、古い山の随筆に出会いました
月曜の仕事帰りに、市立図書館に寄りました。結論から言うと、返却棚で見つけた山の随筆集が、予想よりずっとよかったです。
手に取った理由は二つあります。まず、背表紙がだいぶ日に焼けていたこと。次に、目次に「低い山」という言葉が三回も出てきたこと。要するに、題名で選んだわけではなく、貸出の履歴カードの古さに引かれたんですね(今はもう使われていない紙のカードが、後ろに残っていました)。
中身は、標高の低い里山を、季節ごとに一つずつ歩く文章です。派手な眺望は出てきません。杉林の暗さとか、沢の水の冷たさとか、峠の茶屋が閉まっていた話とか。でも、読んでいるうちに、歩くというのは目的地に着くことではなく、途中の時間を持ち帰ることなんだと分かってきます。たしかに、僕が低山ばかり歩く理由も、整理するとそこに行き着きます。
夜、寮の部屋で三章まで読みました。マスクを外して眼鏡を拭くと、もう日付が変わりかけていて、いや、またやってしまったなと。花粉の季節が近いので、次の休みの山は、少し早めに行っておきたいところです。
ちな、この本を教えてくれたのは、読書会で知り合った人でした。「返却棚は、人が一度選んだ本の山だから、ときどき当たる」と言われて、なるほどと思いました。ちょっと照れます。笑
コメント
ひくやま
ありがとうございます。カードの名前をつい読んでしまう気持ち、よく分かります。
ありがとうございます。カードの名前をつい読んでしまう気持ち、よく分かります。
みねお
杉林の暗さと沢の冷たさ、低山らしくていいですね。花粉が心配ですが、早めの山は歩きやすそうです。
杉林の暗さと沢の冷たさ、低山らしくていいですね。花粉が心配ですが、早めの山は歩きやすそうです。
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紙の履歴カード、懐かしいですね。昔の図書館の本には、誰が借りたのか分かる名前が並んでいて、私もつい眺めてしまいました。