あと何回会えるかを、数えてしまった
昨日は暖かかったのに、今日は風が冷たくて、上着を一枚足して大学へ行きました。最高気温は昨日より6度ほど低かったようです。
夜、実家に電話をかけました。母が出て、すぐに祖母に代わってくれました。祖母は耳が遠くなっていて、私の声が届くまでに少し間があります。「ちゃんと食べとるね」と言われ、「食べてるよ」と答えると、もう一度同じことを聞かれました。二回目も、同じ声で答えました。
電話を切ってから、ふと数えてみました。祖母は77歳で、私は20歳です。帰省するのは、盆と正月と連休くらいで、年に3回か4回。祖母が元気でいてくれる年数を10年と仮定して、会える回数を掛け算すると、思っていたよりずっと少ない数になりました。数字にした瞬間に、胸のあたりが少し重くなりました。
縁起でもないことを考えているのは分かっています。ただ、人はいつか亡くなるもので、それは祖母に限った話ではありません。それなら、会える回数を増やすほうが、考え込むより役に立ちます。
連休には帰ることにしました。離れの縁側で、ギターを聴いてもらう約束も、母に伝えておきました。祖母は、私が何を弾いても「上手じゃねえ」と言ってくれます。耳が遠いのに、あれはどこまで聞こえているのでしょう。今度、聞いてみます。
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