長男が、傘を持たずに帰ってきました
土曜日ですが、午前中は長男の野球部の練習が、雨のせいで早めに切り上げになったそうです。昼前に、頭からぽたぽた水を垂らして帰ってきました。小雨とはいえ、朝からずっと降っていたのに、傘は持っていません。
聞くと、傘は部室の入口に立てかけたまま、忘れてきたそうです。坊主頭だから、拭けばすぐ乾くと胸を張っていました。妻が洗面所からタオルを投げて、「頭より、カバンを気にしなさい」と言っていました。見ると、カバンの中のノートまでしっとりしていて、本人も「あ」と声を出していました。
一方の長女は、高校に入って三か月ほどたち、朝がだいぶ早くなりました。今日は休みなのに、居間で本を読んでいて、長男の様子を横目で見ながら、「中学二年なんだから、天気予報くらい見たら」と、母親そっくりの口ぶりです。長男は、「見たけど、降らん気がした」と返していて、これには私も笑ってしまいました。そういう私も、昨日の配送では、合羽を車に積んだまま濡れた口ですので、あまり偉そうには言えません。
昼は、濡れたカバンを新聞紙で包んで、風通しのいい玄関に置きました。老眼鏡をかけた私は、湿ったノートを一枚ずつめくって乾かしている長男の背中を見て、ずいぶん大きくなったなあと、あらためて感じた土曜日でした。
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