三月から、座布団に座っていません
寄席が休みになって、もう三か月になります。最後に行ったのは三月の頭で、あのとき「また来月」と思っていたわけです。まぁ、そうはならなかったんですね。
一応、家でもCDで聞いています。ただ、これが寄席とは別物なんですよ。CDは噺が頭から終わりまで、きれいに整って流れてくる。寄席は、前の席の笑い声が残っていたり、隣の人の咳払いがあったり、そういう雑音ごと落語だったんだなと、今になって思います。ちなみに、客席の最後列で扇子の音を聞く時間が、僕はいちばん好きでした(細かいですね)。
先日、小屋のある駅まで、電車で行ってみました。もちろん入れませんから、改札を出て、北園郵便局の前を通って、小屋の入り口の貼り紙を眺めて、そのまま帰りました。それだけです。貼り紙の「当面の間」という字のフォントが、思ったより明朝体で、少し笑ってしまいました(笑)。
家に戻ると、猫が机の下で待っていました。落語を流すと、耳だけこちらに向けます。『時そば』のそばをすするところで、毎回ちょっと顔を上げるんですよ。名前がそばだからでしょうか。オチはありません。
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