まめたは、糸の見張り番
今朝は風が少しあって、屋上の洗濯物がぱたぱた揺れて、よく乾きました。お天気もよくて、気持ちのいい祝日ですねぇ。夫は朝ごはんのあと、テレビの前でうとうとしています。
洗濯がすんでから、歌舞伎を見に行くときの羽織を出してみたら、袖口がほつれていました。去年の秋に着てから、箪笥の奥に入れたままで、気がつかなかったんですよ。まぁ、着る前でよかったさぁ。眼鏡をかけなおして、針に糸を通すのに、三回も失敗しました(笑)
縫いはじめると、まめたがそーっと寄ってきて、わたしの膝の横にすわります。臆病な子なのに、糸だけは気になるみたいですねぇ。針を引くたびに、首が右へ、左へ。いつもはちゃぼのあとをついて回るのに、そのちゃぼは窓辺で背中を丸めて寝ていて、今日はまめたひとりで見張り番です。糸の端を、ちょいっと前足で押さえたときは、あいえなー、と声が出ました。あとで後悔しないように、それからは糸を短く切ってから、遊ばせましたよ。
おかげで、ほつれは一時間ほどでなおりました。袖口に、まめたの黒い毛が一本、縫いこまれているかもしれません。それもお守りみたいで、いいかなぁ。羽織をたたんで、また箪笥へ。今年もこの羽織で、幕が開くのを見られたら、ありがたいことです。ゆっくりね。
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