図書室で借りた『点と線』、ほぼ時刻表だった
夏休みの宿題、読書感想文用に図書室で『点と線』を借りた。推理小説。……という建前で、本当は「時刻表のトリックの話」と聞いて手に取っただけです。
いや、これは語らせてほしいんですよ。あれはもう、時刻表の本なんですよ、これが。東京駅のホームから、別のホームが見える時間がたった4分間。その4分を作るために、人が動いて、列車が動いて、物語が動く。(小声)ホームの番線の話で、こんなに人が死ぬとは思わなかった。
そもそも、わたしは時刻表を眺めるのが好きなほうではあるんですが、小説の中で時刻表が証拠になる、その発想が全然ありがたい。昔の話なので、寝台特急も連絡船も普通に出てくる。今はもう無い列車の名前を、ひとつずつ指でなぞって読みました。ちなみに、父の本棚から古い時刻表を引っぱり出して、ページの端に付箋まではさんでみたところ、兄に「何してんの」と聞かれた。何も。していません。
今日は小雨で、部活も早めに終わったので、午後は居間で最後まで読んだ。祖父が横から「その本、昔映画で見たぞ」と言って、犯人を言いかけたので、あわてて耳をふさいだ。聴力はいいほうなので、半分くらい聞こえたんですが。
感想文は、トリックの話ばかりになりそう。先生が、時刻表が好きな人だといいなと思っています。……という話でした。好きじゃなかったら、4分間の話を聞かされるだけです。
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