入園まで、あと二年
長男は1歳。幼稚園に入るのは2012年の4月で、まだ二年先の話である。
今日は長女の入学式が済んだばかりの日曜日で、朝から霧雨だった。引っ越しの段ボールが廊下に二つ残っていたが、とりあえず見ないことにして、長男を連れて近所の北野ひろばまで歩いた。傘をさして片手で抱くと、長男は雨粒を指さして何か言う。言葉にはなっていないが、なるほど、とうなずいておいた。
広場の隣に、長女が三年間通った幼稚園の門が見える。脇の桜はほとんど散っていた。長女の入園の日、私のほうが緊張していたことを思い出して、あの頃の写真はどこの箱に入れたかな、と考えかけた。いや、長いな。
帰り道、長男は私の肩で寝てしまった。まだ歩くのがやっとなのに、ここに通う日が来るのが不思議である。まあ、重い。10kg近くある。
帰って妻に話すと、「まだ早いでしょう」と言われた。その通りだった。
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