霧雨の中、峠を越えた
日曜日。朝6時に起きた。窓の外は霧雨で、降るというほどでもない。とりあえず、出かけることにした。
妻と長女を乗せて、8時に出発。行き先は山あいの小さな湖で、うちから車で1時間半ほどである。長女は後ろの席でお気に入りのぬいぐるみを抱えていた。4歳になって、ずいぶん静かに座っていられるようになったと思う。
峠の手前では、路肩にまだ雪が残っていた。前日の最低気温が氷点下だったので、道の端が凍っていないか少し気にしたが、この日は最高17℃ほどまで上がったから、路面は問題なかった。ただ、カーブの先の霧が白かったので、ゆっくり走った。
湖に着いたのは9時半ごろ。霧雨で対岸は見えないが、水面はとても静かだった。長女は水際で小石を拾っては、ひとつずつポケットに入れていた。手がおぼこい、と思って見ていた。いや、手のことではなく、石の入れ方である。そっと置くように入れるのが、なんともよかった。
帰りは峠道を避けて、遠回りの国道にした。1時間ほど余計にかかったが、長女は車の中で寝てしまい、ポケットの石を握ったままだった。写真は写メで3枚撮ったものの、霧しか写っていなかった。まあ、それもいい。いや、長いな。
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