川沿いの折り返しは、まだ決まらない
朝、川沿いを走ってきた。往復で38キロ。ロードバイクを始めて四ヶ月、いまのところ自己最長だ。
9月に入って、朝の風がだいぶ軽くなった。夏は八時を過ぎると、もう走る気が失せていた。今日は七時に出て、土手の上は空いていた。犬の散歩の人と、ジョギングの人と、あとは同じ自転車乗りが二人。すれ違うとき、向こうは会釈をしてくる。こっちは半拍遅れて頭を下げる。慣れない。
折り返しの場所は、決めていない。だいたい「そろそろ帰るか」と思った橋の手前で戻る。今日は、その橋をひとつ越えた。理由は特にない。強いて言えば、向かい風がなかったからだ。行きが楽な日は、帰りに必ずツケが回ってくる。分かっていたのに、越えた。
案の定、帰りは最後の五キロが長かった。ペダルが重い。サドルが痛い。膝も、なんとなく不満げだ。自分で距離を伸ばしておいて、体に文句を言われる筋合いはない、と思う。
部屋に戻って、自転車を壁に立てかけた。タイヤに土手の砂がついている。明日は仕事なので、今夜は早く寝る。次はあの橋を折り返しにしてみるつもりだ。たぶん、三回に一回は手前で戻る。
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追い風の日の行きは、帰りの向かい風を考えて折り返すといいよ。四ヶ月で38キロは立派だけど、膝が不満を言うのは伸ばした証拠だね。