秋分の朝、霧雨の中を歩きました
秋分の日です。旅館はふだんどおり動いていますが、今日はちょうど休みをもらえました。5連休の最後の日で、連休というより、ひさしぶりに朝をゆっくり使える日、という感じです。
いつもの時間に目が覚めたので、顔を洗って、帽子をかぶり、近所を歩きました。霧雨が、傘をさすほどではなく、帽子のつばにこまかく溜まっていきます。家の前の田んぼは、稲刈りを待つ黄色で、霧の向こうに畦道の彼岸花が、赤く並んでいました。昨日までの雨で、土の匂いが濃かったです。
帰り道に、石段の上の鴨崎神社に寄りました。石段は濡れていて、一段ずつ足もとを見ながら上がります。境内には誰もいませんでした。手を合わせて、父の足の調子と、母の膝のことを、ひとつずつお願いしました。自分のことは、あとまわしになりました。
家に戻ると、母が仏間におはぎを供えていました。小ぶりに作ってあって、甘いものを控えめにしている私には、ちょうどいい大きさです。祖母のお仏壇に手を合わせたあと、父と並んで、お茶と一緒にひとついただきました。猫は、母のひざの上で丸くなっています。
午後は髪を少し整えに行って、あとは本を読むつもりです。明日からまた早番が続きます。
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