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市民ブログ » ゆっくり歩く日々

さちこ

霧雨の朝、採血室は満員でした

2011-04-26 · カテゴリ: 日常

今朝は霧雨で、病院に着くころには、外来の廊下がもう人でいっぱいでした。月曜と火曜は、採血の受付が早くから混みます。連休の前は薬をもらっておきたい方が多いのか、今日は特に列が長く、私は採血室の係でした。

腕を出してくださる方に「少しちくっとしますね」と声をかけながら、一日に何十人もの腕を見ます。血管が細い方、太い方、緊張で固くなっている方。震災のあと、ニュースの話をする患者さんが増えました。「うちの親戚が向こうにいてね」と言われると、手を動かしながら、うなずくことしかできません。それでも、針を抜いたあとに「ありがとう」と言っていただくと、こちらの気持ちも少し軽くなります。

昼前、新人の看護師さんが、採血に二度失敗してしまい、しょんぼりしていました。私もはじめのころは、同じことを何度もしました。「腕のせいにしないで、次は深呼吸してからね」と言うと、小さく笑ってくれました。

帰り道、朝日ヶ丘神社の前を通ると、境内の木の芽がうっすらふくらんでいました。雪はもうすっかり消えて、湿った土のにおいがします。家では、ミケが玄関で待っていて、足にまとわりついてきました。今日も一日、お疲れさまでした、と自分に言ってみました。

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