ふくが、そらの足を舐めていた
水曜の夜、仕事から帰って玄関を開けると、廊下の窓辺の台の上で、ふくがそらの足を舐めていました。そらはまだ来て半年ほどです。足の長いサバトラが、丸々としたハチワレに押さえられて、目を細めています。
そらが来た当初のふくは、そらが近づくだけで耳を伏せていました。数えてみると、初めて並んで寝たのは2月の終わりで、そらが来てから3週間ほどかかりました。毛づくろいをするようになったのは、5月の連休明けでした。この間、私は何もしていません。ごはんの場所を離したことと、ふくの好きな台をそのままにしたことくらいです。
今日は、曇っていても蒸し暑い一日でした。夜になっても、二階は28度を下回りません。それでも二匹は、くっついて動きません。暑くないのかと聞いても、ふくは目を閉じたままでした。
夕食のあと、長男が「ふく、お兄ちゃんになったね」と言い、長女は黙ってスマホで写真を撮っていました。夫は、ふくの邪魔をしないように、台の前を遠回りして通っていきます。
日曜に、ねこの宿まで海のほうへ散歩がてら歩いてみようと思っています。猫は連れていけませんが、帰ってから今日の写真を、ゆっくり見返すつもりです。
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