あの日、戦車の話で盛り上がりました
去年の秋、近所の模型店でイベントがありました。作ったものを持ちよって、机に並べて見せあう会です。
私は少し緊張しながら、祖父と作った古い飛行機の隣に、自分で塗った小さな戦車を置きました。すると、隣の席の男性が、じっと見てから「この汚しの具合、いいですね」と声をかけてくれたのです。
聞いてみると、その人も戦車が好きで、ひとりで黙々と作っているそうでした。履帯の色の出し方や、筆の洗い方など、細かいところまで話しているうちに、気づけば1時間以上たっていました。家族には、こんなに細かい話はなかなか通じません。だから、うなずいてもらえるだけで、とてもうれしかったです!
帰り道、「もっと話したいことがあったのに」と思い返したり、「しゃべりすぎたかな」と考えたりしました。マスクをしていたので、表情もよくわからなかったのです。
今日は、あの日のことをふと思い出して書いてみました。春の日ざしの中、机に向かって、また筆を持ちたくなっています。週末は、少しだけ作業をする時間がとれたらいいなと思います。
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