濡れた落ち葉で、すべった朝
昨日の雨が、まだ山に残っているような朝でした。6時前に寮を出て、車で40分ほど。登山口の駐車場には、わたしの車と、もう一台だけでした。
登山道は、思っていたより泥が多くて、足が重かったです。標高400m付近、杉林の中の短い下り坂で、濡れた落ち葉に乗ってしまい、見事に尻餅をつきました。ズボンは泥だらけで、独りで「うわ」と小さく声が出ました。草。怪我は無かったので、ひとまず、そのまま登り続けました。
8時半過ぎに、山頂(680m)に到着。雲が流れて、急に日が差して。
濡れた岩が、光る。
足元の楓が、半分だけ赤い。
──遠くの海まで、しんとしていました。
紅葉は、山頂付近から、なし崩しに下りてきている様子でした。来月の半ばには、登山口の辺りも色づくのでしょうか。下山はストックを短くして、慎重に一歩ずつ。帰りに、いつもの日帰り温泉に寄りました。入浴料は750円で、前より50円上がっとうみたいでした。それでも、泥を流して湯船に浸かったら、ほんま、どうでもよくなりました。
寮に戻って、ズボンを洗濯機に入れる前に、手で泥を落としました。あとで気づいたのですが、ザックの底にも、落ち葉が一枚、ちゃんと張り付いていました。
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