日曜の昼下がりに、ぬる燗を一合
今日は、朝から霧雨が降ったりやんだりしています。五月にしては少し湿っぽく、最高気温は24℃。庭の草取りは見送って、昼のうちから、日本酒をぬる燗で一合だけ飲むことにしました。
手順を言うと、まず徳利に酒を入れて、鍋の湯に浸します。湯は沸かしきらず、指を入れて「熱い」と思う手前、六十度に届かないくらいで火を止めます。徳利の首に触れて、ほんのり温かいのが、ちょうどいい頃合いです。これを、几帳面に待てるのが、台所に立つ者のささやかな特技でしょうか(笑)。
肴は、昨日の残りの筍の煮物と、冷蔵庫にあった豆腐。豆腐は、醤油をひとたらしして、削り節をのせただけです。出汁の効いた煮物には、燗酒がよく合うものです。ただ、私は強いほうではないので、一合でじゅうぶん。血圧のこともあり、妻には「それ以上は禁止」と、先に釘を刺されています。
お猪口に注ぐと、湯気がすっと立ちました。
窓の外は、霧雨の白。
碁盤の前は、静かなまま。
一杯目をゆっくり口に含んで、先週の対局の一手を、頭の中で並べ直しました。打ち直せるわけではないのに、酒が入ると、不思議と悔しさが丸くなります。まあ、これも晩酌ならぬ、昼酌の効用です。とりあえず、夕方には散歩に出られるよう、今日はここまでにしておきます。
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