帰省の車窓から、いつもの山を見ました
年末の帰省で、地元の山をゆっくり眺めてきました。結論から言うと、毎日見ていたはずなのに、僕はこの山の形をちゃんと知らなかったんですね。
理由は二つあります。一つ目は、山歩きを始めてから、稜線を「登る道」として見るようになったことです。あの肩のところが尾根の取りつきだな、とか、たぶん北側に回れば水場があるな、とか。要するに、景色が地図に見えてきました。二つ目は、大阪の低山と比べて、地元の山が思ったより鋭かったことです(標高は低いのですが、谷が深いんですよ)。
帰省中は霧雨で、山頂は雲の中でした。最低気温は氷点下で、朝の庭は霜でぱりぱりでした。それでも離れの縁側から眺めると、山腹の杉の濃い緑と、枯れた雑木の茶色が、はっきり分かれていて、冬の山は輪郭がきれいだと実感しました。父に「次の帰省で登ってみたい」と話したら、「ほう」と言って、すぐ古い地図を出してきました。祖母は「みかんの畑から見える山やろ」と笑っていました。
いや、でも、登る前に読む本が先ですね。山の地形の本を一冊、荷物に入れて帰ってきたのですが、まだ三十ページしか進んでいません。年越しの夜更かしで、残りを読もうと思います。
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