雨あがりの畑に、ねぎの苗を植えた
火曜の朝は、店を開ける前に畑へ出た。月曜は定休日じゃったが、おとついもきのうも雨で、畑に入れんかった。今朝はくもりで、土がちょうどええ湿り具合じゃ。
ほんで、ねぎの苗を植えた。溝を浅く掘って、苗を立てかけて、土を寄せる。父が裏でねぎを作っとったころの、見よう見まねじゃ。父は何も教えてくれんかったけえ、横で見ておぼえた。右手首のサポーターをしとるけえ、スコップは無理せん。ゆっくりやる。
七時前に、母が縁側から顔を出した。「ええ苗じゃなあ」と言う。母は畑のことはようわからんはずじゃが、そう言われると悪い気はせん。
手を洗って、ハサミを研いで、八時半に店を開けた。腰が少し張った。苗が根づくまで、朝の水やりが日課になる。収穫は、まだ先じゃ。ラーメンに散らして食うのが、今から楽しみじゃ。
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