長靴の底に、畑の土が三日ぶん
木曜日、仕事を終えて午後に家へ帰ると、霧雨が降ったりやんだりしていました。傘をさすほどでもなく、帽子の上がうっすら湿るくらいです。
この日は、庭の畑のナスの苗に支柱を立てる予定でした。ところが、玄関で長靴をはこうとして、気づきました。底の溝に、土がぎっしり詰まっています。三日前に母の畑を手伝ったときの土が、そのまま固まっていたのです。
外の水道で洗おうと、ブラシを持ってしゃがみました。老眼鏡をかけて見ると、土の中から小石と、なぜか小さなビー玉が出てきました。母の畑のどこで拾ったのか、さっぱり分かりません。昔、息子が遊んだものでしょうか。洗って窓辺に置いたら、妻に「また拾ってきたの」と言われました。拾ったというより、くっついてきたのですが。
長靴がきれいになるころには、雨も上がっていました。支柱は結局、二本だけ立てて終わりです。苗の根元に、ほんの少し土を寄せて、今日の畑仕事はおしまいにしました。ビー玉は、まだ窓辺で光っています。
コメント
ごんた
根が浅いとは知りませんでした。土を寄せるくらいなら、毎回続けられそうです。
根が浅いとは知りませんでした。土を寄せるくらいなら、毎回続けられそうです。
みちこ
「また」ということは、前にも何か拾ってこられたのですね。奥さんの一言が楽しいです。
「また」ということは、前にも何か拾ってこられたのですね。奥さんの一言が楽しいです。
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根元に少し土を寄せるのは、風で苗が揺れにくくなっていいですね。ナスは根が浅いので、うちも同じようにしていますよ。