二人で食べる量が、まだつかめません
今日は朝から霧雨で、配送の帰りは、フロントガラスをワイパーが行ったり来たりしていました。午後に家へ着くと、妻はもうパートから戻っていて、台所で何か数えています。
聞いてみると、冷蔵庫の中の卵でした。10個入りを買ったのに、気づくと余らせてしまう、という話です。子どもたちが家にいたころは、卵もごはんも、あっという間に消えていました。長男が出て、長女も遠くで働き始めて、二人暮らしになって1年以上たつのに、買い物のたびに、つい4人分の気持ちで手が伸びてしまいます。妻に「また多いよ」と突っ込まれて、私は笑ってごまかしました。
先週は、畑のナスが一度に十本ほどとれて、二人で顔を見合わせました。食べきれないぶんは、近所に配ったり、母の家へ持っていったりしています。世話を焼くのは嫌いではないので、これはこれで楽しいのですが、妻には「配る前提で育てないでね」と釘を刺されました。
夕方、長女から妻にLINEが来ていました。教室の子どもたちが、まだ夏休みの余韻の中にいるそうです。妻はスマホを見ながら、「ちゃんと食べてるのかな」と言います。それは私たちが、二人でよく言っていることです。
食卓は少し広くなりましたが、夜の静けさにも、そろそろ慣れてきました。量をつかむのは、もう少し先になりそうです。
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