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ふみお

栗ごはんを、少し早めに

· カテゴリ: 食・料理

店を閉めたあと、母が栗ごはんを炊いてくれました。九月の上旬にしては、少し早いかな、と思ったのですが、近所の八百屋の畑野青果店に、今年の早生の栗が出ていたそうです。霧雨の一日で、夕方は肌寒いくらいでした。

栗の皮むきは、祖母が手伝っていました。包丁の背で、鬼皮を少しずつ起こしていく手つきが、八十四とは思えないほど慣れています。僕も一つやってみましたが、渋皮に刃が入りすぎて、実が欠けました。母に、もう少し浅く、と言われました。地味ですが、筆の力加減に少し似ているなあ、と思いました。

炊きあがりは、栗が思ったより小ぶりで、ほくほくというより、しっとりした甘さでした。塩は、ほんの少し。もち米を一割ほど混ぜるのが、うちの決まりです(細かい話ですみません)。ごはんの粒に栗の黄色がうつって、茶碗の中だけ、もう秋でした。

夜は、地元のワインを一杯だけ。栗ごはんに合うかは、正直わかりません(笑)。ただ、二杯目は、やめておきました。明日は朝から、半紙を書く日です。

ごはんお店雑記

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