朝の時間がふえました
パートを辞めて、もうすぐ半年になります。朝、目が覚めても、あわてて起きなくていいさぁ。それが、まだ慣れないような、でもありがたいような、へんな感じですねぇ。
今朝は霧雨で、空がぼんやりしていました。福は二階の窓のところで、外をじーっと見ています。雨粒が窓にくっつくたびに、耳がぴくっと動いて、尻尾の先も少しだけ揺れるんですよ。それを、わたしは横に座って、ずっと見ていました。昔なら、そんな時間はなかったですねぇ。お弁当を詰めて、洗濯物を干して、走って出ていく朝でしたから。福の顔をこんなにゆっくり見たのは、拾ってきた子猫のとき以来かなぁ。いまは六歳になって、お腹がふっくらして、でーじかわいいです。
義母が亡くなってから、家の中が静かになりました。ふと、お茶を出す時間だ、と立ち上がりかけて、あぁそうだった、と座りなおすことがあります。そういうときは、仏壇にお茶をあげて、手を合わせます。そのあと、ゆっくり自分のお茶をいれます。
増えた時間は、縫い物をしたり、歌舞伎の本を読んだりするのに使っています。この前は、本を読みながら寝てしまって、福に顔を踏まれました(笑)。来月には二人目の孫も生まれるので、小さい肌着も縫おうかなぁと思っています。ゆっくりね、ゆっくり。
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