土鍋で炊いた新米と、湯気の向こうの夫
今日は金曜日で、仕事でした。朝は氷点下まで冷え込んで、車のフロントガラスを溶かすところから一日が始まりました。日中は9℃ほどまでしか上がらず、訪問先の廊下も足元から冷えます。
帰宅すると、玄関まで、ごはんの炊けるいいにおいがしていました。夫が、先週末にホームセンターで買ってきた土鍋で、ごはんを炊いていたのです。炊飯器があるのに、と最初は思いましたが、あえて口に出しませんでした。
実家からもらった新米で、おかずは、焼いた鯖と、大根のみそ汁と、納豆だけ。ふたを開けたときの湯気の向こうで、夫が妙に得意げな顔をしていました。お米が一粒ずつ立っていて、底には、少しおこげもできていました。正直に言うと、炊飯器よりおいしいです。くやしいくらいです。
猫のもなかは、おこげの香りに釣られて、足元をうろうろ。人間のごはんはあげません。ちらっと見て、ふてくされたように、こたつ代わりのホットカーペットに戻っていきました。
夫は「毎日これでいい」と言い出しましたが、洗い物の係は、たぶん私になります。そこは、きちんと相談したいと思っています。
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