菖蒲を軒に挿しそびれた
五月五日はとうに過ぎましたが、今日になって、軒先の菖蒲のことを思い出しました。
毎年、妻が近所の人からもらった菖蒲と蓬を束ねて、玄関の軒に挿します。夜は風呂にも入れます。ふむ、今年は犬のコロがいなくなって、庭に出る回数も減ったせいか、すっかり忘れとりました。妻に聞いたら、「あら、そうだった」と笑っとりました。まあ、二人とも、そういう歳ですたい。
昔はですな、実家の母が、屋根の上に菖蒲を放り上げよりました。軒に挿すのではなく、ぽんと乗せる。あれは家ごとのやり方だったのか、わたしの実家だけなのか、知りません。調べればわかるのでしょうが、なんとなく、そのままにしてあります。
今日は勤めの帰りに、道ばたで菖蒲の葉が少し残っているのを見かけました。もらえるものなら、遅れても風呂に浮かべてみようか、と妻と話しました。端午の節句は遅れても、湯はあたたまるでしょうな。夜は、枕元のラジオを小さく流して、ぼちぼち寝るつもりです。
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