墨つぼの糸を、新しくした
今日は水曜日で、普通に仕事でした。くもりで、朝は少し冷えましたが、昼には上着がいらないくらいになりました。
朝、道具袋を整えていたら、祖父の形見の墨つぼの糸が、ずいぶん毛羽立っているのに気づきました。糸が傷むと、墨の線が太くなったり、にじんだりします。昼休みに、ホームセンターで新しい墨糸を買って、帰ってから巻き替えました。
古い糸を抜くと、糸車のところに、墨がしみこんで黒光りしていました。祖父が何十年も使った跡です。木の角は丸くなっていて、握ると、親指がちょうど同じところに収まります。自分の手の形が、少しずつ祖父の握りに合ってきたのかなと、そんなことを考えました。
新しい糸は、まだ白くて、墨を含ませるとすぐに黒くなりました。試しに端材に一本、線を打ってみると、細くてまっすぐな線が出ました。これで明日からの現場も、気持ちよく墨が打てそうです。
夜は、犬が足もとで寝ているそばで、少しだけギターを触りました。Fはまだ、たまに鳴りません。
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