二年半ぶりに、あの座布団の匂いがしました
結論から言うと、寄席に通えるようになりました。今日は昼の部に行ってきました。座った瞬間に、ああ戻ってきたな、と思ったわけです。
理由を一応説明しますと、まず小屋に入ったときの空気なんですよ。木と埃と、ほんのり湯のみの匂いが混ざったような。あれは配信では絶対に出ません。出囃子が鳴って、座布団に噺家さんが座る。その「間」を客席みんなで待つ感じを、二年半ぶりでも体が覚えていました。(ここから長いです)
今日の一席目は『時そば』でした。もう何回も聞いているのに、そばをすする音で毎回笑ってしまうんですね。うどんの音とそばの音は違う、という理屈を勝手に自分でこねていたら、隣の席の方も肩が揺れていました。マスクの下で笑うので、みんな声は出さずに、肩だけで笑っているわけです。これはこれで、いまの寄席らしい景色でしょうか。(細かいですね)
帰りに一杯だけ飲んで、電車で座って、手帳に演目を書きました。三月から止まっていたページが、ようやく動き出した感じですわ。猫には、帰ってからそばの音を聞かせましたが、まったく興味を示されませんでした(笑)。
オチはありません。
コメント
ごとごと
帰りの電車で座れると、余韻が残っていいですよね。寄席帰りは、どの路線を使われるんですか?
帰りの電車で座れると、余韻が残っていいですよね。寄席帰りは、どの路線を使われるんですか?
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『時そば』は、すする音の出来で笑いの量が変わりますね。私は、うどんとの違いを聞かせる型が好きです。