福がいた窓辺
今朝は霧雨で、2階の窓がすこし曇っていました。ちゃぼが、いつも福がいた窓辺にあがって、じっと外を見ています。福がいなくなって、もうひと月半になりますねぇ。
福は、連れて帰ってきたときは、手のひらにのるくらいの子猫でした。近所のなかみち公園のそばの空き地で、かぼそい声で鳴いていたんですよ。夫が「猫は好かん」と言うので、そっと箱に入れて玄関に置いたのに、次の朝には、夫の膝の上で寝ていました。あいえなー、と思いましたけど、見て見ぬふりをしました(笑)。
三毛で小柄で、ふっくらしていて、2階の窓辺の日向がお気に入りでした。朝ごはんのあと、決まってそこに丸くなるんです。洗濯物を干しに屋上へ行くとき、階段の途中で振り返ると、いつも目だけこちらを見ていました。呼ぶと、しっぽの先だけ、ぱたん、と返事をするんですよ。声は出さないのに、ちゃんと聞こえているよ、という顔でねぇ。14年、ずっとそうでした。
ちゃぼは、福のあとを追いかけてばかりいた子なので、このごろは窓辺で福のいた場所をあけて座っています。わたしもその横で、お茶を飲んでいます。ゆっくりね、ゆっくりね、と自分にも言いながら。
コメント
ふくこ
ほんとうに、一晩でしたよ。見て見ぬふりをするのが、いちばん大変でした(笑)。
ほんとうに、一晩でしたよ。見て見ぬふりをするのが、いちばん大変でした(笑)。
ねこじゃらし
しっぽだけのお返事、しっかり者の福ちゃんらしいです。ちゃぼちゃんが空けている窓辺の場所も、胸にきます。
しっぽだけのお返事、しっかり者の福ちゃんらしいです。ちゃぼちゃんが空けている窓辺の場所も、胸にきます。
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あいえなー、旦那さん、一晩でころっと変わったんだねぇ。福ちゃん、えらいさぁ。